岡山で粉瘤の手術を受ける|粉瘤ができる場所によって手術時間に違いがある

はじめに

毛穴の一部が内側にめくれて角質や皮脂が袋状に溜まってしまう皮膚腫瘍である「粉瘤」という病気は、いつの間にかできてしまうという特徴の他に、実は「人によってできる場所はバラバラ」だということも大きな特徴となります。

毛穴がある場所にできやすいのはもちろん、粉瘤が身体のどこに一番できやすいかどうかを把握することは大切です。

ここでは、粉瘤ができやすい箇所や、できる箇所によって手術時間は変わるのかどうか・具体的な手術方法の3つをご紹介します。
粉瘤の手術時間などが気になる人はぜひ参考にしてみてくださいね。

粉瘤ができやすい箇所とは?

皮膚の炎症・疾患である粉瘤は、実は身体の中でできやすい場所があるのです。ではまず、粉瘤ができやすい箇所をいくつかご紹介します。
粉瘤に悩んでいる人の多くは「足の裏」・「まぶた」・「脇の下」・「性器」にできやすいと言われています。
他にも「顔」・「耳たぶや耳のウラ」・「背中」・「おしり」・「胸」・「お腹」・「手足」・「脇」など様々な場所にできるので、できる場所によっては気づくのが遅れたりすることもあるようです。また、人によってそのでき方や大きさは違うと言われています。また、様々な場所にできるので、できる場所によっては気づくのが遅れたりすることもあるようです。

ここで注意することは「足の裏」はウオノメやタコと間違えられやすいという点です。
意外にも毛穴があまりなさそうな足の裏にもできやすいのです。
しかも、足の裏に関してはちょっとしたケガやイボウイルスが原因なことも多く、大変デリケートな箇所となっています。

また、「まぶた」にできた時も、ものもらいと勘違いしてしまうことも多いと言われています。まぶたの上だけではなく下にもできやすいので、何か変だなと感じたら自分で何とかしようとせずに皮膚科へすぐに行くことをおすすめします。

岡山で粉瘤手術ができる病院の選び方

ではここで、岡山在住の人必見の粉瘤手術ができるクリニックの選び方についてご紹介します。自分の皮膚や肌を守るためにもぜひ参考にしてみてくださいね。

手術数・症例数の多さで選ぶ
まず粉瘤手術でのクリニックの効果的な選び方として「粉瘤手術数や症例数の多さ」で選びましょう。
なぜなら、ほとんどの皮膚科はアトピーや湿疹専門ということもあり、皮膚科であってもクリニックによっては粉瘤手術を行っていない可能性もあるからです。

その為、具体的なチェック方法としては粉瘤手術回数やこれまでの症例をホームページや直接連絡して確認したり、クリニックの様子を口コミで確認するという事前チェックをおすすめします。

「粉瘤治療の保険適用価格はどうか」で選ぶ
次におすすめの選び方としては「粉瘤治療の比較」や「保険適用が可能かどうか」をチェックしましょう。

例えば、岡山にある粉瘤手術を行うとある医院の手術価格は「保険適用可能で小さいもので約5000円・少し大きめのものであれば10000~20000円」となります。
それに追加する形で超音波検査が約1000円となります。

粉瘤手術は1度限りの手術ではなく、通院することが多いので、このように保険は適用されるかどうかということや手術価格をあらかじめ比較することをおすすめします。

粉瘤はできる場所によって手術時間が変わる?

粉瘤の形や大きさ・できる場所は人によってそれぞれ違うと言われていますが、実際にできる場所によって手術時間は変わってくるのでしょうか?

現在言われていることは、「できる場所によって手術時間が変わるとは言い切れない」ということです。実は「粉瘤ができる場所によってではなく大きさや手術内容・状態によって時間がかかる」ということです。
事前のカウンセリング時に治療法などを納得できるまで詳しく聞くことをおすすめします。

粉瘤の手術方法は?

手術の方法には主に「切開法」と「くり抜き法・へそ抜き法」の2種類あります。
従来までの手術方法は「切開法」と言って、「粉瘤がある患部をひし形に切開して粉瘤ごと丸ごと摘出する方法」でした。
粉瘤を摘出後はキレイに縫い合わせるというものですが、この摘出法は「約10分~30分」で手術が完了します。

切開法は粉瘤を丸ごと取り出すので一度手術をすると、完全に完治できるものではありますが、一回でも感染や炎症を起こしていると袋の壁が周りにくっついてしまうので手術が大変なことがデメリットとしてあるようです。

もう一つの「くり抜き法・へそ抜き法」という方法は、比較的最近の手術法で「パンチで粉瘤に小さな穴を開け、その中から内容物を絞り出す」という方法です。
この方法であれば、残りの粉瘤はしぼんだ後に壁だけを取ることができます。

具体的な方法は

  1. 局所麻酔をする
  2. 4mmディスポーザブルパンチという穴を開けるメスで粉瘤に穴を開ける
  3. 中の内容物を出し切る
  4. 粉瘤がしぼんできたら袋の壁を取り切る

メリットは「傷が小さく済むこと」と「手術が簡単に早くできること」の2つがあります。
できれば、傷は残りにくい手術の方が嬉しいですよね。

この手術では「約5~20分」と言われているので、切開法に比べて手術時間も迅速で傷も小さいという一石二鳥の手術方法となります。

このように、粉瘤手術はできる場所は多くても
「サイズはどのくらいか」
「感染・炎症を起こしているかどうか」
の2つで手術時間や通院機関が変わってくることが特徴です。

例えば、小さいサイズのものであれば手術時間は「約5分」で、大きいものであれば「約15~20分」など変わってきます。
また、粉瘤のサイズが小さくても感染しているとすぐには手術をすることができないので「ステロイド系の薬を使いながら炎症がおさまってから手術する」という判断の場合もあるのです。

まとめ

粉瘤は年齢や体質に関係なく毛穴がある場所ではどこでもできやすい特徴を持っています。
また、粉瘤はサイズや手術方法によっても人によって時間が変わってくることもあるので、「これは粉瘤かな?」と気づいた時はなるべく早めに皮膚科クリニックに相談に行くようにすることをおすすめします。
「悪い病気ではないから大丈夫か」と放置してしまっては、患部に病原菌が感染する可能性が高くなるので要注意です。

岡山在住で、粉瘤手術で悩んでいる人はぜひ自宅から近くて通いやすいクリニックをチェックしてみてはいかがでしょうか?

Top